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Q.【ロケーション撮影】新婦が「背中に日焼け止めを塗ってほしい」と希望されヘアメイクスタッフが無償でお手伝いをしたところ、撮影後に「ムラになった」「ヘアメイク代金を減額してほしい」とクレームを・・・

Q.【ロケーション撮影】新婦が「背中に日焼け止めを塗ってほしい」と希望されヘアメイクスタッフが無償でお手伝いをしたところ、撮影後に「ムラになった」「ヘアメイク代金を減額してほしい」とクレームをいただきました。無償なのに責任を負うのでしょうか? A. 無償であったとしても、お請けした仕事が原因で損害を与えたのであれば賠償責任が発生することはあり得ます。 ただし日焼け止めを塗布した方法に落ち度がない場合や、ムラが生じた原因が他にある場合には賠償責任を負いません。減額を求めるのであれば、それを求める顧客側がそうでないこと(=日焼け止めの塗布に落ち度があり生じたムラであること)を立証しなければなりません。 さらに、ムラが生じた箇所が顔や腕など外から見えやすい箇所でなかった場合や、一般常識的に許容される程度の軽度のムラであった場合には、そもそも法的な意味での損害が生じないという理由で賠償責任を否定する理屈も通ります。 いずれにせよ証明する義務は顧客側にありますので、明確な証明がない限り、「私(当社)としては賠償責任はないと考えます」と断って問題ないと考えます。




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