BRIGHT NEWS vol.158 年末の補助金・助成金特集号『来る2025年 飛躍のカギは補助金の活用にあり!』
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- 2024年12月25日
- 読了時間: 6分
更新日:3月2日
TOPICS
(1)補助金・助成金 2024年の振り返り
(2)「バブル再来?」それとも「混沌?」2025年の補助金・助成金の展望
(3)補助金・助成金についての新サービスの登場
TOPICS
(1)補助金・助成金 2024年の振り返り
今年も国の制度として「小規模事業者持続化補助金」、「事業再構築補助金」、「ものづくり補助金」など、事業者の販路開拓・営業力強化や新規事業の開始、設備投資などに利用可能な制度については、複数回にわたり募集が行われ、どの募集回も申請件数が多く、引き続き事業者は補助金・助成金の利用に積極的な状況と言えます。
細かな点ですが、「小規模事業者持続化補助金」については、今年から申請手続きが変更となり、事業計画書自体も申請用サイトに直接入力していく形式となり、申請の締め切り時期にはこの作業に大変戸惑ったとの声が多く聞かれました。
また、目新しい動きとしては「中堅・中小成長投資補助金」という新たに登場した制度は、投資規模10億円以上の計画に補助金最大50億円以上という大変高額な補助金が支給されるものとして大きな注目を集めました。
他には、「IT導入補助金」に加えて「省力化投資補助金」など、投資対象のDXや省力化のためのソフトウェアやサービス、製品があらかじめカタログ化されている、いわゆる「カタログ」型の補助金も増えてきました。
公表されている各制度の全国レベルでの採択率を分析してみると、「小規模事業者持続化補助金」や「事業再構築補助金」を中心に、以前は6割強前後であった水準が3~4割弱程度に低下する傾向があり、全体に審査が厳しくなってきている印象を受けます。
制度の種類も多岐に渡り、補助金額も高額化し、全体に活況を呈している状況と言えますが、その一方で10月には「事業再構築補助金」において、補助金の受給後に行う報告手続き(年1回・6年間に渡り行う義務あり)を怠った事業者に対して、補助金交付の取り消しと受給した補助金の返還、さらに加算金の支払いを実際に求める措置がとられたことが事務局から公表され衝撃を与えました。
受給後の期間が長かった場合は加算金を加えると億単位の金額になる恐れもあり、補助金・助成金というものが「受給して終わり」では済まされないことを再確認させられたニュースでした。
地方自治体が実施する制度としては、東京都中小企業振興公社が毎月募集を行っている「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」は、既存事業の『深化』と『発展』を内容とする取組みに対して、最大600万円が支給される制度で、このテーマとしての汎用性の高さからか申請が集中し、毎月の募集回がすぐに締め切られてしまうなど人気を博していました。
(2)「バブル再来?」それとも「混沌?」 2025年の補助金・助成金の展望
次に、来る2025年の補助金・助成金の動向・展望についてですが、結論から言いますと2024年以上に活発な動きを見せることが予想されます。
まず、今月17日に可決成立した令和6年度補正予算において経済対策として様々制度の実施が盛り込まれており、年明け2月あたりから順次募集が開始されていくことになります。
【令和6年度補正予算案の事業概要】
【持続化補助金の概要】
【「ものづくり補助金」の概要】
【中小企業新事業進出促進事業の概要】
これに加えて来春ころには、補正予算に続く令和7年度本予算に基づく制度も順次公表、スタートしていくことになり、制度・募集回の数だけでもかなりの数に上ることが予想されます。
この状況をもって、「来年2025年は新型コロナの時期のような補助金・助成金バブルの再来!」とする声があります。
一方で細かく見ていきますと、「小規模事業者持続化補助金」における「共同・協業型」や「ビジネスコミュニティ型」などの申請枠の新設を含む制度の変更や、「事業再構築補助金」の事実上の後継の新制度と言える「中小企業新事業進出補助金」の開始など、制度変更や新制度の開始がいくつも予定されており、様々な情報が飛び交い「混沌」とするのではないかと予想されます。
(3)補助金・助成金についての新サービスの登場!
来る2025年は、2024年にも増して補助金・助成金の活用のチャンスが大きそうですが、氾濫する情報の中から、自社の取組みや計画に利活用できそうな正確な情報を一早く入手し、余裕をもって事業計画の作成や申請手続きの準備を行っていくことが求められると考えます。
そこで、従来からBRIGHTでは各制度の申請についてご依頼をいただき、そのサポートを行って参りましたが、来る2025年に補助金・助成金をフル活用していくために、新たなサービスである「BRIGHTいつでも補助金サポート」を開始いたします。
サービスは以下の【1】から【4】の内容で、料金はB-knightをご契約中のお客様は月額料金にプラス1万円(税別)にて、B-knightご契約以外のお客様も月額1万円(税別)でご利用可能です。
【「BRIGHTいつでも補助金サポート」サービス内容】
【1】電話またはzoomでの相談無制限
「知り合いも利用したという・・・補助金はうちでも利用できる?」
「・・・という計画があるけれど、何か使えそうな補助金はある?」
「この補助金、利用するのはどのくらい大変?」
「手引きを読んでも細かい手続きの内容がよく分からない…」
「受給した補助金について事務局に報告が必要みたいだけど、担当者が退職していて困っている」
⇒ 全て対応可能です。
【2】相談実施日の最優先対応
◆補助金は手続き期限を1秒でも過ぎたらダメ、とにかく「時間との勝負」
◆相談のご依頼から原則2日以内に相談を実施することをお約束
◆遅い時間や土日祝も対応可能
【3】お客様自身が作成した申請書類や事業計画書、添付書面のチェック、レビューが無料
◆経験豊富な専門家による正確なセカンドオピニオンがいつでも受けられます。
【4】申請手続きの代行・サポート依頼の際、見積報酬額から30%OFF
◆リーズナブルな金額で補助金・助成金の申請にチャレンジできます。
【サービス担当者紹介】
中島 雄介
株式会社ブライト 取締役/行政書士
新型コロナ期の給付金や協力金のサポート以降、BRIGHTでの補助金・助成金申請サポート業務を一手に引き受け、現在までに700件超のご相談に対応。「小規模事業者持続化補助金」、「事業再構築補助金」、「IT導入補助金」、「文化庁ARTS for the future」など多くの制度で採択実績多数。BRIGHTの日本全国の顧問先の事業者様からのご相談を通じて、北海道から沖縄県まで各都道府県や市区町村の制度についても多くのサポート実績あり。
「BRIGHTいつでも補助金サポート」をすぐに開始ご希望の方は、以下の申込フォームよりお申込みください。
また、まずは詳しいサービス内容などについて担当者に質問やご相談を希望される方は、以下のフォームからご相談をお申込みください。
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